ダーマペンはニキビ跡を改善し、なめらかな肌に整える施術として人気があります。
ニキビ跡に悩んでいる方の中には、実際に効果が期待できるのか、デメリットはないのかなど不安に感じるところもあるのではないでしょうか。ダーマペンはニキビ跡に有効で、美肌効果まで期待できます。
しかし、ニキビが悪化するケースや副作用が生じる場合があるため注意が必要です。本記事ではダーマペンにより得られる効果と、治療できないニキビ跡について解説します。
あわせて、おすすめの美容クリニックを紹介しているため、気になるクリニックがあれば無料カウンセリングを受診してみましょう。
ダーマペンで治療できるニキビ跡
ダーマペンはすべてのニキビ跡を改善するわけではありません。治療に適しているニキビ跡があるため、詳しく解説します。
クレーター状
クレーター状とは、でこぼことしたニキビ跡のことで、ダーマペンの施術効果が期待できます。皮膚を構成している真皮層に働きかけ、肌のターンオーバーを促進させるからです。
真皮層では、肌が生まれ変わるダーンオーバーがおこなわれないため、クレーター状のニキビ跡ができてしまうと自然治癒は見込めないでしょう。
ダーマペンなら、あえて針で傷つけることでコラーゲンの生成を促し、肌が真皮から再生するのをサポートします。肌が傷つくと自身の持つ自然治癒力が働き、ニキビ跡の改善に効果的です。
ケロイド
硬く出来物のように盛り上がった状態のニキビ跡、ケロイドに対してもダーマペンが有効的です。ケロイドは破壊された組織を修復するために、皮膚のコラーゲンが過剰に作られることが原因としてあげられます。
ケロイドはステロイドでの治療が一般的ですが、コラーゲンそのものにアプローチするわけではありません。そのため治療期間がかかり、なかなか効果を実感できない方もいるでしょう。
ダーマペンの刺激は、皮膚の再生を正常にしようとリセットする働きがあります。肌そのものの再生を促す効果があるため、ケロイドの改善にも期待できます。
色素沈着
メラニンによる色素が原因で生じる色素沈着は、ダーマペンで効果が期待できます。
ダーマペンはターンオーバーを促進して、古い細胞を一緒に追い出す働きがあるからです。ニキビができると皮膚を守るために、メラニン色素が大量に生成されます。
しかし、ターンオーバーの乱れたニキビ部分は、メラニンを上手く排出できません。結果、古い角質やメラニンによる色素沈着によりニキビ跡が残ります。
ダーマペンは、古い肌と新しい肌が入れ替わる動きをサポートしてメラニンを追い出すため、色素沈着に効果的です。
ダーマペンで治療できないニキビ跡
前述したりように、ニキビ跡の改善効果が期待できるダーマペンですが、治療できない場合があります。無理に施術をおこなうとニキビが悪化したり、ほかの肌トラブルにつながったりする恐れがあるため危険です。
下記にて詳しく解説するため、当てはまる方は施術の前に医師と相談してください。
赤いニキビ跡
赤いニキビ跡にダーマペンをおこなうと、傷跡が残ったり色素沈着したりする可能性があります。ニキビ自体は治癒しているのに赤い跡があるときは、皮膚の下でまだ炎症しているからです。
炎症中の肌は敏感のため、ダーマペンによる刺激はよくありません。ダーマペンができる場合もありますが、まずは炎症を抑える治療をおこないましょう。
膿がある
ニキビに膿があるときにダーマペンをおこなうのはおすすめできません。原因菌が施術により広がると、ニキビが増えてしまう可能性があります。
膿はニキビの炎症が悪化している状態です。完全に膿がなくなり、炎症の治療後ダーマペンの施術を受ける必要があります。
しこりがある
赤みや膿がなくても、ニキビ跡にしこりがある場合はダーマペンにより悪化する場合があります。炎症が起きていなくても、菌を多く含んだ膿が残留している可能性があるからです。
しこりのあるニキビ跡にダーマペンをおこなうと膿が潰れて、ほかの場所に菌が流れ込むかもしれません。
ニキビ跡のしこりは、炎症が進行して毛穴の壁が破壊されている状態です。ダーマペンでの治療を考えたときには、医師とよく相談しましょう。
アレルギーを持つ方は治療できない
金属アレルギーの方はダーマペン施術を受けられません。ダーマペン施術は針を使用するため、アレルギー症状が出る可能性があります。アクセサリーによる肌荒れ、痒みや腫れなどの経験がある方は施術前に相談してください。
ニキビ跡をダーマペンで治療するメリット
ここからはダーマペンでニキビ跡治療するメリットを紹介します。ニキビ跡を改善するのはもちろん、美肌効果まで期待できるため、ダーマペンは肌トラブルに悩む方におすすめです。
セルフケアで治らないニキビ跡に有効
セルフケアのみだと難しいニキビ跡でも、ダーマペンなら効果的に治療できます。
ダーマペンは超極細の針で皮膚に穴をあけるため、細胞を活性化させて肌そのものの再生を促すからです。ニキビに限らず、傷が治ったあとに残る跡は、放置してもなかなか消えません。
また、炎症が真皮の深いところにまで達しているクレーターや、長年の色素沈着をセルフケアで治すことは難しいでしょう。
もちろん、皮膚科での治療薬もありますが、治るまで時間がかかったり効果を感じられなかったりする場合があります。
ダーマペンならニキビ跡の原因に直接アプローチできるため、セルフケアで治らず諦めていた方でも効果が実感できます。
美肌効果が期待できる
ニキビ跡が改善できると肌の見た目がよくなるのはもちろん、毛穴が引き締まり美肌効果が期待できます。ダーマペンはターンオーバーを正常にし、毛穴に溜まった汚れを自然に排出させる働きがあるからです。
過剰な皮脂や角栓の詰まりにより開いた毛穴を、セルフケアで改善するのは難しいでしょう。角栓が詰まると酸化して黒ずみ、いわゆるいちご鼻になるケースもあります。
ダーマペンは肌細胞の活性化を促し、新しい細胞が皮膚の表面にそろうことで、なめらかな肌になる効果が期待できます。
あえて肌を傷つけることで働く自身の治癒力と美容成分の効果により。皮膚の深い部分から肌のハリや毛穴の縮小をもたらすでしょう。
また、肌のターンオーバーが正常なサイクルになると、過剰な皮脂の分泌や毛穴のつまりが改善できます。毛穴の開きや黒ずみの解消に効果的なため、美肌を目指した方にはダーマペンがおすすめです。
ニキビ跡をダーマペンで治療するデメリット
美肌に近づけるダーマペンですが、デメリットがあるのも事実です。施術を検討している方は、副作用やダウンタイムについて理解しましょう。
副作用のリスクがある
ダーマペンの副作用にはバリア機能の低下があげられます。肌のバリア機能とは細菌やウイルスの侵入、乾燥や摩擦などから体を守るために働く皮膚の役割のことです。
傷が治らないうちにダーマペンをおこなうと、肌のバリア機能が下がります。肌トラブルが起こりやすくなり、少しの刺激でもかゆみや赤みを感じてしまうでしょう。
また、乾燥を引き起こすことで皮脂の分泌が過剰になり、毛穴を詰まらせる可能性があります。
ニキビ跡改善や美肌効果のためにダーマペンをおこなったとしても、肌のバリア機能が下がれば元も子もありません。ダーマペンは何度か繰り返すことで効果が高まります。
しかし、傷が治りきらないうちに次の施術を繰り返すことは、副作用のリスクがあるため危険です。ニキビ跡の症状からダーマペンがおこなえるかどうかや、施術回数や間隔などは医師とよく相談して決めましょう。
ダウンタイムがある
ダウンタイムとは施術を受けてから、通常の状態まで回復する期間です。ダーマペンをおこなったあとは、数日〜1週間ほどダウンタイムがあります。
ダウンタイム中の症状は下記のとおりです。
- 肌の赤みや腫れ
- かゆみ
- 内出血
- 発疹や皮むけ
ダウンタイムの期間は、施術のときに使用する針の長さにより異なります。使用する針の長さが短いとダウンタイムが短く、長いと回復まで時間がかかる傾向です。
ダウンタイム中は肌が敏感な状態のため、できる限り安静にして過ごしましょう。激しい運動やサウナ、入浴などは血行を促進し皮膚の赤みが悪化する可能性があります。
ダーマペンでニキビ跡治療ができる人気のクリニック8選
ダーマペンでニキビ跡治療ができるクリニックを8選まとめました。クリニックそれぞれ特徴があり、施術内容や費用が異なります。
自身に合ったクリニックを見つけて、ダーマペン治療ができるようにしましょう。
品川スキンクリニック
品川スキンクリニックで使用されるダーマペン4は、先端に16本の超極細針がついています。従来のダーマペン3より深いところまで針が刺さるため、有効成分が浸透しやすくなりました。
髪の毛より細い針だからこそ、一定の圧力を加えながらムラなく肌に当てられて、腫れや痛みを極力抑えられます。針の深さやスピードの段階を調整できるため、一人一人の肌の状態に合わせられるところも魅力的です。
痛みが気になる方には表面麻酔や笑気麻酔の提供があるため、施術前に確認しておきましょう。
品川スキンクリニックでは、ダーマペンと組み合わせることで効果がアップするメニューを取り揃えています。
- ヴェルベットスキン
- 美肌ホワイト美容成分
人気No.1はピーリング治療のヴェルベットスキンです。ダーマペンで肌に薬が浸透しやすくなるため、地肌質改善にも期待できるでしょう。
価格は初回限定で少し安く設定されていて、全顔だと初回17,270円(税込)です。カウンセリングやメール相談が無料のため、ダーマペンの施術を検討している方は、活用してください。
共立美容外科
共立美容外科のダーマペン治療は。品川スキンクリニックと同じくダーマペン4を使用しています。髪の毛より細い針で穴をあけるため、痛みやダウンタイムが少ないところが特徴的です。
共立美容外科では、ダーマペンの施術と一緒に「マッサージピールPRX-T33」のピーリングをおすすめしています。ピーリングを同時におこなうことで、ターンオーバーの正常化を早めてくれるからです。
さらに、色素沈着のニキビ跡やクレーターにも効果的なので、ダーマペンとの相性は抜群です。ほかにも、ダーマペンはさまざまな種類の治療と併用できます。
- アムニオジェニクス
- ヴェルベットスキン
- ヴァンパイアフェイシャル
中でも、頑固でなかなか治らないニキビ跡に悩む方はアムニオジェニクスとの組み合わせがおすすめです。アムニオジェニクスは人由来の製剤で、胎盤の一部を構成する羊膜と絨毛膜を処理、乾燥させて使用します。
羊膜と絨毛膜には傷の治りを早くする成長因子が豊富に含まれています。ダーマペンと併用すると、治りにくいニキビ跡にも早く効果が期待できるでしょう。
価格は全顔で1回21,780円(税込)で、麻酔クリーム代は別途5,500円(税込)です。成長因子(EGF)の導入と施術後のパックを希望する方は、別途3,300円(税込)が必要のため、覚えておきましょう。
湘南美容外科
ダーマペン4を使用する湘南美容クリニックは、希望と悩みにあわせて適切な薬剤を塗布して導入します。
選べる薬剤は下記の通りです。
- ベビースキン
- SBCグロスファクター
- ビタミンC誘導体
- トラネキサム酸
- ボトックス
ダーマペンで肌に穴をあけているため、薬剤を肌の奥深くへ直接導入できます。また、施術後にはリジェンスキンマスクがおすすめです。美白や美肌効果、細胞の修復などスキンケアに有効な成分が豊富に含まれています。
ダーマペンのダウンタイムは短いですが、施術後のダメージを早く回復したいと考えている方は、ぜひ併用してみてください。
価格は顔が1回19,800円(税込)です。薬剤塗布のオプションメニューを追加するかどうかで、合計金額は異なります。
アイシークリニック
アイシークリニックでは、ダーマペン4を使用して治療をおこないます。1回約20分、ほぼダウンタイムなしで施術当日からメイクもできます。
一人一人の肌にあわせて、オーダーメイドの治療方法を提案しているため、気になる方はカウンセリングから始めてみましょう。
トライアル価格が設定されていて、一人1回5,390円(税込)で試せるところも魅力的です。
ヌービススキンクリニック
ヌービススキンクリニックは美容医療専門のクリニックです。ダーマペン4を使用してニキビ跡を改善します。初回は全顔で1回10,780円と手頃な価格設定のため、初めてでも一歩踏み出しやすいでしょう。
またヌービススキンクリニックは全顔のニキビ跡治療を受ける方に対して、先進のVISIA肌診断機での肌年齢診断をおこないます。
しみやしわ、肌のキメなど肌に関する状態を先進機器で自動解説できる優れものです。肌の分析は自身では難しく、肌年齢の測定をする機会もなかなかありません。肌の状態を確かめるよい機会といえるでしょう。
銀座肌クリニック
銀座肌クリニックでは、最新のダーマペン4で治療をおこないます。ダーマペン4は1秒間で120回振動しながら、約1,920個の微細な穴を肌にあけられます。細かい振動により、肌に刺さるときの痛みが極力抑えられるでしょう。
全顔でのお試し価格は28,000円(税込)で、通常価格は38,000円(税込)です。5回コースで契約すると、171,000円 (税込)のため、1回あたり34,200円(税込)となり少し安く治療が受けられます。
また、銀座肌クリニックではダーマペン4と薬剤を組み合わせ、さまざまな効果を発揮できるヴェルベットスキンと呼ばれる施術があります。ダーマペン4とマッサージピールを組み合わせた施術方法で、美肌改善に効果的です。
ヴェルベットスキンは全顔で1回48,000円(税込)でトライアル価格はありません。5回コースなら、216,000円 (税込)1回あたり43,200円と少しリーズナブルです。
池袋駅前のだ皮膚科
のだ皮膚科では、ダーマペン4を使用してニキビ跡の治療をします。ニキビ跡のほか、毛穴の角栓が取れて肌トラブルの改善にも効果的です。
のだ皮膚科のダーマペン治療は、症状ごとに適した薬液を組み合わせられます。
- BENEV
- PRP
- ウーバーピール
- CLRローション
- トラネキサム酸
- ボトックス
それぞれクレーターのニキビ跡に効果があったり、色素沈着改善が見込めたりできるため、医師と相談して決めましょう。
価格は全顔1回で38,500円(税込)で、鼻や部分的のみだと22,000円(税込)です。月に5回ほどを推奨しているため、繰り返しおこなうことにより効果が発揮されます。
横浜マリアクリニック
横浜マリアクリニックで採用しているのはダーマペン4です。16本の針がついたダーマペンを肌に当て、高速かつ安定した振動で肌に穴をあけていきます。
肌の状態や悩み、治療部位にあわせて細かく針の深さを調整できるため、一人一人に合わせた治療がおこなえます。横浜マリアクリニックのダーマペン治療では、マッサージピールを組み合わせたヴェルベットスキンを提供しています。
ダーマペンであけた穴にマッサージピールの成分を浸透させ、皮膚の深いところまで有効成分を届けます。肌のハリやツヤ、美白効果にも期待できることからおすすめのメニューです。
初回限定コースなら、全顔3回で60,720円(税込)からはじめられます。麻酔と施術後のクリーム、有効成分が配合されたリジェンスキンマスクも上記の価格に含まれている特別なコースです。
一人1️回、始めての方のみ活用できるため気になる方はカウンセリングから始めてみましょう。
ダーマペン治療でニキビ跡を効率よく治す方法
ダーマペンの効果を最大限に発揮させるために、いくつかポイントを紹介します。
規則正しい生活を送る
ターンオーバーを正常に機能させるためにも、自身の生活習慣を見直しましょう。ダーマペン治療を受けても、乱れた食生活や睡眠不足が続く日々を送ると、肌の再生力が上がりません。
タンパク質やビタミン類などさまざまな栄養素を含む食事を意識すると、ダーマペンがコラーゲンの生成を促す働きをサポートできます。
また、睡眠中に分泌される成長ホルモンはターンオーバーを促進します。良質な睡眠をとるためにも、寝る前に軽いストレッチをしたりスマートフォンを見ないようにしたり、少し工夫するとよいでしょう。
肌の再生には質のよい睡眠と栄養バランスのよい食事をとる必要があります。ダーマペンのみに頼りきらず、規則正しい生活を送ることが大切です。
美容成分薬剤を併用する
肌の状態にあわせて美容成分の薬剤を併用すると、ダーマペンの効果が高まります。ダーマペンは肌に無数の穴をあけるため、美容成分が肌の深いところまでを浸透しやすくなるからです。クリニックにより使用できる薬剤は異なります。
また、クレーター状なのか色素沈着なのか、ニキビ跡の症状にあわせて薬剤を選ぶ必要があります。ダーマペンとセットで提供しているクリニックもあるため、医師と相談しながら自身に最適なメニューを考えましょう。
適切にアフターケアする
施術後の肌は敏感な状態のため、適切にアフターケアする必要があります。肌に針を刺すダーマペンの施術は、予想以上に大きなダメージを与えるからです。
外部からの刺激に弱いため、紫外線対策と保湿を意識しておこないましょう。外出時するときには日焼け止めを塗り、スキンケアでは十分な保湿が必要です。
アフターケアを怠ると色素沈着のリスクが高まる可能性もあるため、刺激から肌を守りましょう。
回数や施術のタイミングを守る
繰り替えしおこなうことで効果が高まるダーマペンですが、短期間のうちに何度も施術するのはおすすめできません。ダーマペンが肌に与えた刺激から回復する前に施術すると、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
中には、早くニキビ跡を治したいからと施術間隔を空けずに繰り返す方もいますが、肌へのダメージが蓄積される一方です。
ダーマペンの適切な回数は2週間〜1か月おきを目安に3〜5回といわれています。
もちろん個人差があり、ニキビ跡の程度や肌トラブルにより異なります。ダーマペンは肌をあえて傷つけて美肌効果を促す施術です。
スパンが短いと、傷ついた肌の上からまた傷をつけることになります。肌のバリア機能が戻らなくなる場合もあるため、医師と相談して次に施術するタイミングを決めてください。
ダーマペンでニキビ跡治療を受ける流れ
ダーマペンでニキビ治療するときの、大まかな流れを解説します。初めてダーマペンの施術を受ける方は参考にしてください。
1:カウンセリング予約
まずは、施術するクリニックへカウンセリングの予約をします。電話やWeb、クリニックによればLINEやアプリで予約できるため、公式サイトで確認しましょう。
2:カウンセリングと医師の診察
施術の前にはカウンセリングを受けます。カウンセリングは、ダーマペンについての説明を聞いたり今の困りごとなどを話したりして、最適な治療をおこなう準備時間として重要です。わからないことや不安なことがあれば、聞いておきましょう。
医師の診察では、肌の症状から治療が必要な箇所の提案があります。炎症が残る場合や、肌トラブルにつながる可能性があるとダーマペンの治療が受けられないかもしれません。治療方針については、医師とよく相談して決めてください。
3:麻酔
ダーマペンを肌に当てる前に、メイクを落として麻酔用のクリームを塗ります。ダーマペンの針は超極細のため、耐えられるほどの刺激です。
しかし、痛みの感じ方には個人差があります。痛みを感じやすく苦手な方は、麻酔クリームの量を調整できる場合があるため、あらかじめ聞いておくとよいでしょう。
4:施術
ダーマペンを肌に当てて、皮膚に微細な穴を無数に開けていきます。針が刺さると聞くと痛いイメージを抱く方が多いかもしれませんが、弱い刺激で少しチクチクした感覚です。範囲にもよりますが、治療時間は約10〜20分で終わります。
5:アフターケア
施術終了後、治療部位を冷やします。クリニックの中には、美容成分のある日焼け止めを塗布するところもあります。
ダーマペンのダウンタイムは短めですが、施術当日は激しい運動や飲酒を控えて安静に過ごしましょう。
ニキビ跡をダーマペンで治療するときによくある質問
ダーマペンでニキビ跡を改善するときのよくある質問をまとめました。初めての施術だと不安やわからないことも多くあるでしょう。
不明点はあらかじめ解決しておき、納得したうえで治療をはじめることが大切です。
ダーマペンでニキビ跡を改善するためには何回必要?
ニキビ跡改善には、少なくとも5回の施術が必要です。もちろん効果には個人差があり、ニキビ跡の症状でも異なります。
しかし、跡として残ったニキビ跡は1回ダーマペンを受けても、突然消えるものではありません。徐々に跡が薄くなるイメージを持ち施術をおこないましょう。医師の指示の元、期間や施術のタイミングをとることが大切です。
ダーマペンはニキビの上からでもできる?
基本的に、炎症を起こしているニキビだと上からダーマペンを当てることで菌が広がる可能性があります。ダメージを加える行為となるため、ニキビが悪化するケースも考えられます。
できる場合もありますが、ニキビに炎症があるときには、まず炎症を抑える治療をしてからダーマペンをおこないましょう。施術当日に気になる炎症が生じた場合には、医師に伝えて判断を仰ぐことが大切です。
まとめ
ダーマペンは、セルフケアでは難しいニキビ跡の改善に効果的です。超極細の針を肌に当て、あえて肌を傷つけることでコラーゲンの生成を促し、肌の再生をサポートします。
また、ダーマペンはターンオーバーを正常に戻す働きがあるため、毛穴の引き締め効果から美肌へ導けます。ニキビ跡が消えなくて悩んでいる、毛穴の開きが気になる方はダーマペンによる施術がおすすめです。
本記事で紹介したダーマペンが受けられるクリニックを参考に、気になるところを見つけてください。
どのような施術内容なのか、自身の症状から治療は受けられるのか聞きたい方は、無料カウンセリングから始めてみるとよいでしょう。
※本記事の情報は2023年6月時点のものです。
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