ほくろが大きくなったり、ほくろの数が増えたりして悩んでいる方も多いのではないでしょうか。顔や体にできたほくろを改善する施術の一つに、ほくろ除去があります。
ほくろ除去には手術をはじめ、メスを使用しない方法もおこなわれているため、自身の目的に応じた最適な施術を選ぶことも必要です。
また、ほくろ除去が可能なクリニックは多数あるため、どのクリニックを選べばよいのか迷ってしまうケースも多いでしょう。
本記事では、大阪で安くておすすめのほくろ除去クリニック10選を紹介します。また、メンズ向けの店舗やほくろ除去への保険適用の有無などもあわせて解説します。
ほくろの悩みを抱えている方をはじめ、ほくろ除去が可能なクリニックをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもほくろ除去とは?
まずは、ほくろ除去に関する基本的な情報について解説します。
肌に生じた母斑を取り除く施術
ほくろは母斑と呼ばれるものの一種です。ほくろ除去は、肌に生じた母斑を取り除く施術です。
ほくろの大きさや形、根の深さなどにより、最適な施術方法を選ぶことが大切です。
傷が残りにくくダウンタイムも短い
ほくろ除去は、傷が残りにくく、ダウンタイムが比較的短い特徴があります。
とくに傷跡が気になる方は、経験や実績が豊富なクリニックや医師を選ぶとさらに安心感を得られるでしょう。また、大半のほくろは1回の施術で取り除くことが可能です。
ただし、ほくろが大きかったり根が深かったりする場合には、肌への負担を考慮し、複数回にわたった施術がおこなわれるケースもあります。
ほくろの数や大きさが気になる方におすすめ
ほくろ除去は、悩みやコンプレックスの解消にもつながります。ほくろは誰にでも生じる可能性があり、大半の方にあるものです。
ただし、ほくろが生じた場所やほくろの数によっては、人に与える印象が変わるため、悩みやコンプレックスにつながる可能性もあります。顔や体にできたほくろは、切除やレーザー治療によって除去できます。
ほくろの数や大きさが気になっている方でほくろ除去を検討している場合、まずはクリニックの無料カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
ほくろの主な種類
ほくろには大きさや形状、色などに応じてさまざまな種類があります。ここでは、顔や体にできやすい主な3種類のほくろについて解説します。
ミーシャー型母斑
顔に生じるほくろの大半は、ミーシャー型母斑です。大きさは約1センチ、形はぷっくりと膨らんでいる特徴があります。色は黒であることが多く、年齢を重ねるごとに淡く褪色していきます。
ウンナ型母斑
首や体に生じるほくろは、ウンナ型母斑であることが大半です。大きさは約1センチ、形は桑の実のように盛り上がっている特徴があります。
クラーク母斑
クラーク母斑は、手や足をはじめ、体に生じるケースが多く見られます。大きさは約5ミリ、形は盛り上がりがなく扁平である特徴があります。色は黒や淡褐色であることが多く、ほくろと肌の境界が不明瞭な場合があります。
ほくろが生じる原因
ほくろはさまざまな原因によって生じます。ほくろを増やさないためにも、まずは原因を知っておくことも大切です。
ここでは、ほくろが生じる主な原因を4つ紹介します。
紫外線
ほくろが生じる主な原因の一つが、紫外線によるものです。紫外線が肌に照射されると、体は肌を保護するためにメラニン色素を生成します。
メラニン色素が生成される過程でほくろが生じるケースがあります。そのため、ほくろの増加を防ぐためには、日頃から紫外線対策をおこなうことも大切です。
ホルモンバランスの変化
ホルモンバランスの変化によるほくろの生成は、とくに女性に多く見られます。ホルモンバランスが乱れやすくなる更年期をはじめ、生理不順や妊娠などがきっかけとなるケースがあります。
ホルモンバランスが乱れると、体で生成されたメラニン色素を排出するためのサイクルの乱れにもつながります。そのため、メラニン色素が体に滞留し、ほくろが生成されてしまいます。
遺伝による体質
元々、ほくろができやすい体質の方もいます。ほくろができやすい体質なのか、できにくい体質なのかどうかは、親からの遺伝によって左右されます。
そのため、ほくろが多い親から生まれた子どもは、同様にほくろが多くなる場合があります。
肌への刺激
ほくろは、肌への刺激によっても生じます。肌が刺激を受けると、肌を守るためにメラニン色素が集中します。
その結果、刺激を受けやすい部分の肌にほくろが生じるケースがあります。そのため、洗顔やメイク、スキンケアの際に強く肌を擦ってしまう癖のある方は、なるべくやさしく肌に触れることを意識してみてください。
大阪にあるほくろ除去におすすめのクリニック10選
ここからは、大阪にあるほくろ除去におすすめのクリニック10選を紹介します。
各クリニックの情報や特徴などを、ぜひ参考にしてみてください。
品川美容外科
品川美容外科は、美容整形、美容外科、美容皮膚科の専門クリニックです。1988年に開院して以来、現在では全国に39院を展開している大手美容外科でもあります。
美容専門の医師によるカウンセリングを最重視しており、一人一人の症状にあわせた治療法を提案してもらえることが特徴です。
品川美容外科では、電気メスと切開法によるほくろ除去をおこなっています。また、電気メスには再発の可能性を考慮した安心保証制度が設けられています。
電気メスによるほくろ除去をおこなったあと、1年以内にほくろが再発した場合には無料で再手術がおこなえるため安心です。
品川美容外科は、複数の施術から自身に合った治療法を選びたい方や、ほくろが再発した際のアフターケアを求めている方には、とくにおすすめのクリニックです。
プラン(一例) | 施術費用 |
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ほくろ・いぼ除去(電気メス、1mm) | 非会員 5,250円 会員 4,200円 |
ほくろ・いぼ除去(切開、1mm) | 非会員 9,450円 会員 7,560円 |
共立美容外科
共立美容外科は、美容整形、美容医療の専門クリニックです。美容整形における30年以上の実績を持ち、全国各地に26店舗を展開しています。
共立美容外科のほくろ除去は、仕上がりの美しさと身体への負担軽減に徹底的にこだわった3種類の施術が用意されています。
ほくろの状態や大きさなどを総合的に判断し、レーザー治療、切開法、くり抜き法から最適な施術方法が案内されます。また、自身のライフスタイルや希望に応じた施術内容の調整も可能です。
共立美容外科は、複数の施術から自身に合った治療法を選びたい方や、施術方法の選択時に柔軟な対応が可能なクリニックを求めている方には、とくにおすすめのクリニックです。
プラン(一例) | 施術費用 |
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レーザー治療 | 【1個当たり】 1mm以下 4,840円 2mm以下 9,680円 4mm以下 1万4,630円 6mm以下 1万9,690円 6mm以上1mmあたり 1,980円 【取り放題コース】 1個~10個 2万9,700円 11個~20個 3万7,840円 21個~30個 5万490円 30個以上10個あたり 8,690円 ※顔・首限定 |
切開法 | 【切開法(剪除法を含む)】 1mmあたり 1万9,800円 【皮弁法】 1mmあたり 4万9,800円 |
くり抜き法 | 1mmあたり 1万1,000円 |
東京美容外科
東京美容外科は、美容整形、美容外科の専門クリニックです。美容整形における20年以上の実績を持ち、全国各地に21店舗を展開しています。東京美容外科では、特定の基準をクリアした医師のみが在籍を許されています。
美容外科医師として10年以上、形成外科学会から認定を受けている、東京美容外科で3年以上の経験がある、これらいずれかの条件に該当する医師のみが施術をおこないます。また、東京美容外科では20年間医療事故がないことも安心材料の一つです。
東京美容外科のほくろ除去では、アブレーションと呼ばれる電気メスによる施術と切開法がおこなわれています。いずれの施術方法も、日帰りや当日施術に対応しており、即日メイクも可能です。
また、術後安心保証のアフターサービス制度が設けられており、術後のどのようなトラブルにも対応してもらえるため安心して施術を受けられます。
東京美容外科は、施術にあまり時間をかけたくない方や、ほくろが再発した際のアフターケアを求めている方には、とくにおすすめのクリニックです。
プラン(一例) | 施術費用 |
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アブレーション 1mmごと | 1回 5,500円 |
切除縫合 1mmごと | 1回 8,800円 |
TCB東京中央美容外科
TCB東京中央美容外科は、美容整形の専門クリニックです。全国各地に店舗を展開しており、優良クリニック表彰制度の適用により、ユーザーからのアンケートや口コミを利用したグループ内のサービス向上に努めています。
また、独自の仕入れルートと全国規模の徹底した料金調査により、高品質な治療を地域最安レベルのリーズナブルな料金で提供しているのも特徴です。
東京中央美容外科のほくろ除去は、短時間施術や痛みの軽減、きれいな仕上がりにこだわっています。複数の施術方法を取り扱っているため、自身に最適な治療を選択できる可能性が高まります。
また、施術後は希望どおりの仕上がりになっているか、何か不安に思っていることはないか、フォローアップがおこなわれます。
東京中央美容外科は、複数の施術から自身に合った治療法を選びたい方や、施術後のフォローアップを求めている方には、とくにおすすめのクリニックです。
プラン(一例) | 施術費用 |
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電気メスによる電気分解法 | 2mm以下 4,980円 4mm以下 7,640円 6mm以下 1万200円 |
レーザー除去法 | 1mm以下 4,980円 1mmを超えるもの 1mmあたり9,800円 |
切開法 | 1mmあたり 1万9,800円 |
くり抜き法 | 1mmあたり 1万200円 |
城本クリニック
城本クリニックは、美容外科の専門クリニックです。1989年の開院から30年以上の実績を持ち、現在では全国各地に25院を展開しています。クリニックのスタッフはすべて医師と看護師で構成されています。
城本クリニックのほくろ除去では、電気分解法、切縫法がおこなわれています。美容皮膚科と美容外科の両面から最適な治療を提案しており、気になるほくろの確実な除去にこだわっています。
また、再発しない治療を心がけており、万が一再発した場合でも一定期間であれば再治療をおこなえる保証制度が設けられているため安心です。
城本クリニックは、複数の施術から自身に合った治療法を選びたい方や、ほくろが再発した際のアフターケアを求めている方には、とくにおすすめのクリニックです。
プラン(一例) | 施術費用 |
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電気分解法(1個、5mm以内) | 1万1,000円 |
切縫法 | 3万3,000円〜 |
※クリニックにより費用が異なる場合があります。
ミセルクリニック
ミセルクリニックは、医療脱毛やワキガ治療、シミ治療、ほくろ除去などに幅広く対応している美容皮膚科の専門クリニックです。医療法人社団奉志会の美容部門として、大阪、兵庫、福岡に6店舗を展開しています。
自由診療で保険が効かない美容医療であることから、宣伝費や内装費などに余分なコストをかけずに施術費用をなるべく安くできるよう努めています。
ミセルクリニックのほくろ除去では、炭酸ガスレーザーによる治療がおこなわれています。照射部位は顔のみとなりますが、所要時間は約30分、麻酔込みで約60分と短いことも特徴です。
また、一つのほくろを除去するのみでなく、顔全体のほくろを対象としたプランも用意されています。
ミセルクリニックは、レーザーによるほくろ除去を希望している方や、顔のほくろをすべて取り除きたい方には、とくにおすすめのクリニックです。
プラン(一例) | 施術費用 |
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ほくろ | 2mm未満 1万4,080円 2mm以上5mm未満 2万7,280円 5mm以上8mm未満 3万2,780円 8mm以上 3万8,280円 |
ほくろ(顔全体) | 2mm以下5箇所まで 2万7,280円 5mm以下10箇所まで 5万4,780円 5mm以下20箇所まで 9万8,780円 |
うめきた美容クリニック
うめきた美容クリニックは、美容外科、美容皮膚科の専門クリニックです。2020年に開設された比較的新しい美容クリニックで、御堂筋線中津駅から徒歩1分の場所にありアクセスも良好です。
大阪梅田の北側に位置するうめきたと呼ばれる再開発エリアにあり、美のかかりつけ医を目指したクリニックの運営をおこなっています。
うめきた美容クリニックのほくろ除去では、エルビウムYAGレーザー(アクションⅡ)、電気凝固法、切開法の3種類がおこなわれています。3種類の施術の中から、ほくろの場所や大きさに応じて最適な方法を提案しています。
また、ほくろ除去のプランには1個から最大20個までの範囲で除去可能なものや、体のほくろ除去にも対応しているものがあります。
うめきた美容クリニックは、複数の施術から自身に合った治療法を選びたい方や、体のほくろ除去も検討している方には、とくにおすすめのクリニックです。
プラン(一例) | 施術費用 |
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レーザー法(エルビウムYAGレーザーアクションⅡ) | 顔〜首前面(3mm以内) 1個 5,500円 20個 6万6,000円 頭皮・からだ(3mm以内) 1個 5,500円 20個 4万9,500円 |
電気凝固法 | 顔〜首前面(3mm以内) 1個 8,250円 10個 6万6,000円 頭皮・からだ(3mm以内) 1個 8,250円 |
切開法 | 7万7,000円 |
ソノクリニック
ソノクリニックは、美容皮膚科、美容外科の専門クリニックです。開院から23年の実績を持ち、大阪と神戸に店舗を1つずつ設けています。綿密で丁寧なカウンセリングから施術後のアフターケアまで、すべてに力を入れています。
ソノクリニックのほくろ除去では、レーザー治療と切開法がおこなわれています。年間実績は平均3,000件を超えており、一人一人に最適な治療を提供しています。
また、ほくろ除去の際にはほくろの悪性度の検査も同時におこなわれているため、皮膚がんの予防にも役立てることが可能です。
ソノクリニックは、ほくろ除去の実績があるクリニックを希望している方や、ほくろが良性なのか悪性なのかを知りたい方には、とくにおすすめのクリニックです。
プラン(一例) | 施術費用 |
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ほくろ除去病理検査費含む | 保険適用 |
ほくろ除去病理検査含まない(別途4,400円必要) | 保険適用外 1個9,900円 |
ほくろ除去ができるメンズ向けクリニック
一般的な美容クリニックは、女性のみでなく男性も利用が可能です。
しかし、入りづらさを感じたり、女性スタッフの施術に抵抗があったりする方もいるのではないでしょうか。
ここでは、ほくろ除去をおこなっている男性向けクリニックを2つ紹介します。ほくろ除去を検討している男性は、ぜひ参考にしてみてください。
ゴリラクリニック
ゴリラクリニックは、男性専門の総合美容クリニックです。10代からシニア世代まで幅広い年代の男性が利用しており、1か月の来院ユーザー数は全国で6万人以上、治療実績は420万件を突破しています。
ゴリラクリニックのほくろ除去は、一般的なクリニックで多用されている電気メスではなく、炭酸ガスレーザーを採用しています。ピンポイントでほくろへの照射が可能であるため、肌への負担や色素沈着のリスクを抑えた治療が可能です。
また、明確な料金プランによる追加費用が不要であることや、1回あたり30分からおこなえる短時間施術も特徴です。
ゴリラクリニックは、ほくろ除去における肌への負担を軽減したい方や、明確な料金プランを求めている方には、とくにおすすめのクリニックです。
プラン(一例) | 施術費用 |
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炭酸ガスレーザー 1mm幅 | 5,500円 |
※ほくろ除去対応クリニックは新宿本院、渋谷院、東銀座院、名古屋駅前院、大阪梅田院。
大阪梅田中央クリニック
大阪梅田中央クリニックは、美容整形、美容外科の専門クリニックです。大阪の美容外科として26年以上の実績を持ち、店舗は大阪のみならず、全国に18院を展開しています。
女性のみならず、男性の悩みに関するさまざまな診察をおこなっている特徴があります。
大阪梅田中央クリニックのほくろ除去では、レーザー治療がおこなわれています。治療時間は約30分と短く、基本的に1回の治療で完結するため、当日のほくろ除去が可能です。
また、施術料金も明確に設定されており、局所麻酔は5,500円かかりますが、初診料やカウンセリング料金、アフターケアはすべて無料です。
大阪梅田中央クリニックは、レーザー治療によるほくろ除去をおこないたい方や、明確な料金プランを求めている方には、とくにおすすめのクリニックです。
プラン(一例) | 施術費用 |
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顔のイボ・ほくろ(3mmまで) | 3個まで 1万6,500円 5個まで 2万2,000円 10個まで 3万3,000円 |
ボディのイボ・ほくろ(3mmまで) | 3個まで 2万3,100円 5個まで 3万3,100円 10個まで 5万5,000円 3mm以上は1mmごとに4,400円 |
ほくろ除去におすすめのクリニックを選ぶポイント
ここでは、ほくろ除去におすすめのクリニックを選ぶポイントを3つ紹介します。
料金設定が明確である
コスト面を重視したい方は、料金設定が明確なクリニックを選びましょう。
クリニックによっては施術代のほか、初診料や麻酔代など別料金が生じる場合があります。施術代が安くても麻酔代やアフターケアなどが含まれていないケースもあるため、注意が必要です。
一番よいのは、すべての必要料金が提示されているクリニックを選ぶことです。また、予算を超えてしまわないためにも、事前の見積もり確認も大切です。
必要なトータル費用を知っておくためにも、クリニックで事前カウンセリングを受けた際に、施術代以外の必要料金を含めた見積書を提示してもらうことをおすすめします。
通院しやすい場所にある
クリニックを選ぶ際には、アクセスのよさも加味しましょう。
ほくろ除去にあたり、ほくろの状態や施術の経過によっては複数回に分けて通院をおこなわなければならないケースもあります。
クリニックが遠方にあると、通院が億劫になったり、面倒臭くなってしまったりします。そのため、なるべく自宅や職場からのアクセスがよく、自身の生活圏内にあるクリニックを選びましょう。
アフターケアの体制が整っている
ほくろ除去をおこなう際には、アフターケアの体制が整っているクリニックを選ぶことも大切です。
メスを使用した手術をおこなう場合、患部に痛みや腫れが生じる場合があります。また、レーザー治療でほくろを取り除いた場合は傷跡は残りにくいものの、ほくろが再発するケースがあります。
そのため、ダウンタイムや万が一再発が起こってしまった場合にしっかりと対応してもらえるクリニックを選びましょう。
クリニックによっては無料でアフターケアをおこなっているところや、保証制度を設けているところもあります。ほくろ除去を受ける前に、まずはクリニックのサポート体制を確認しておきましょう。
ほくろ除去の治療法
ほくろ除去にはさまざまな治療法があります。ほくろの形状や大きさによって最適な治療法を選ぶ必要があるため、クリニックでの事前カウンセリングでしっかりと相談しておきましょう。
ここでは、ほくろ除去の治療法を詳しく紹介します。
切除法
切除法は、手術によりほくろを取り除く方法です。ほくろが大きい場合や、隆起のあるほくろの除去に採用されることが多い治療法です。
メスを使用するため、施術後は傷跡が見られますが、約1年をかけて緩和します。切除法のメリットは、再発リスクが低いことや大きなほくろに対応できることです。
一方で、完治までの期間が長いことや、抜糸の必要性があることをデメリットと捉える方もいます。切除法は、しっかりとほくろを根本から除去し、再発を防ぎたい方におすすめです。
電気凝固法(電気メス)
電気凝固法は、電気メスを用いてほくろを取り除く方法です。切開をおこなうわけではなく、あくまでもほくろを削り取る治療法です。
施術後の患部には凹みが見られますが、徐々に傷跡は緩和していきます。電気凝固法のメリットは、傷跡が目立ちにくく、5ミリを超えたほくろにも対応できることです。
一方で、色素沈着が生じてしまう場合や、再発の可能性があるデメリットもあります。電気凝固法は、皮膚を切開せずにほくろ除去をおこないたい方におすすめです。
レーザー治療
レーザー治療は、レーザーを照射してほくろを取り除く方法です。ほくろのみにレーザーを照射し、細かく削り取る治療法です。
ほくろ以外の皮膚へのダメージを緩和できるため、傷跡の回復が比較的早い特徴があります。レーザー治療のメリットは、施術が短時間で終わることや、ダウンタイムが短いことです。
一方で、対応可能なほくろが限られることや、再発の可能性があるデメリットもあります。レーザー治療は、短いダウンタイム期間で傷跡が目立たない治療を受けたい方におすすめです。
ほくろ除去は保険適用可能?
ほくろ除去をおこなう際、保険適用の有無が気になる方も多いのではないでしょうか。施術の目的によって、保険適用になる場合と、自由診療になる場合に分かれます。
ここでは、ほくろ除去に関する保険適用の有無について解説します。
症状によっては保険が適用される
ほくろの状態によっては、ほくろ除去に保険が適用されます。主に、悪性腫瘍の可能性がある場合やほくろが日常生活に支障を及ぼしている場合です。
着替えるときにほくろが衣類に引っかかったり、目元にできた大きなほくろが視野を遮っていたり、ほくろによって不便を感じる場合が該当します。
また、メラノーマをはじめとするほくろ様の皮膚がんや腫瘍など、摘出が推奨されるほくろの場合、保険が適用されます。
一般的に、ほくろ除去への保険適用の有無は医師の判断によって決定されます。自由診療のみのクリニックもあるため、保険適用の可能性がある方は、保険診療にも対応しているクリニックの選択をおすすめします。
美容目的の場合は自由診療
一方で、美容目的のほくろ除去の場合には保険が適用されません。ほくろを取って肌を綺麗に見せたい、悩みやコンプレックスを解消したい場合の施術は、病気の治療目的には該当しないため、すべて自由診療になります。
美容目的の場合には保険が適用されず、全額自己負担になることを事前に認識しておきましょう。
ほくろ除去の注意点
ここでは、ほくろ除去をおこなう際の注意点について解説します。
まれに悪性腫瘍の場合がある
普通のほくろだと思っていたものが、まれに悪性腫瘍の場合があります。
ほくろとよく似ている腫瘍で有名なものが、メラノーマと呼ばれる皮膚がんです。メラノーマの場合、適切な手術をおこない、しっかりと切除しなければなりません。
一般的なほくろ除去の場合、腫瘍を取りきれないケースもあります。そのため、ほくろ除去を受ける前に、自身のほくろが悪性腫瘍でないかどうなのかをしっかりと診察してもらうことも重要です。
変形や出血がある場合は医療機関で受診を
ほくろの変形や、ほくろからの出血がある場合は、美容クリニックではなく皮膚科の受診をおすすめします。
また、ほくろが通常生じにくい足の裏や爪の中にできた場合や左右非対称なほくろ、短期間で大きく成長したほくろにも注意が必要です。
上述したメラノーマ以外にもほくろと類似した腫瘍は複数あるため、不安を感じる方はまずは医療機関でほくろの状態をチェックしてもらいましょう。
ほくろ除去に関するよくある質問
ここでは、ほくろ除去に関するよくある質問について項目ごとに解説していきます。
1回の治療で完結できる?
大半のほくろは、1回の治療で取り除くことが可能です。
しかし、無理に1回の施術でほくろを取り除こうとすると、傷跡が残るリスクもあります。そのため、大きなほくろや皮膚の深い場所まで根が張っているほくろの場合は、治療を複数回に分けておこなうケースもあります。
ほくろ除去の痛みはどのくらい?
ほくろ除去の施術に関する痛みは、そこまで強くないことが大半です。また、施術の痛みが心配な場合、痛みに配慮した方法を取り扱っているクリニックの選択も一つの手です。
オリジナルの麻酔クリームや、痛みを和らげる医療用テープなどを取り扱っているクリニックもあるため、事前に確認してみてください。
体や手のほくろも除去できる?
ほくろ除去は、顔のみならず体や手への施術も可能です。
ただし、体は顔よりも皮膚の代謝が遅く、顔よりも施術範囲が広くなりがちです。そのため、一度にほくろ除去をおこなわず、複数回に分けた治療が実施される場合もあります。
ほくろが再発する場合はある?
ほくろ除去をおこなっても、同じ箇所に再発するケースはあります。原因として、ほくろ除去の施術方法が考えられます。
切除法の場合にはほくろを根本から取り除きやすいため、術後に再発する可能性は非常に低いです。
しかし、レーザー治療の場合はメスを使用する切除法と比較して、ほくろが根本に残りやすいため、再発のリスクがあると考えられています。
ただし、切除法は傷跡が目立ちやすいデメリットがあり、レーザー治療にはダウンタイムが短いメリットもあります。どちらの治療法にも一長一短があるため、よく検討して施術をおこないましょう。
また、ほくろの再発に関して保証制度を設けているクリニックもあります。
再発したほくろの再治療が可能であるため、不安な方はアフターケアや保証制度の体制がしっかりしているクリニックがおすすめです。
施術後のメイクや入浴は可能?
ほくろ除去の施術後、メイクや入浴は可能であることが大半です。
ただし、施術後の患部は医療用テープで保護されています。そのため、患部を擦ったり刺激を与えたりしないようには十分注意しておきましょう。
まとめ
今回紹介したように、ほくろにはさまざまな種類があり、ほくろの大きさや状態によって適切な施術方法を選ぶ必要があります。
ほくろ除去を実施しているクリニックは大阪のみでも多数存在しますが、クリニックによって特徴や強みはさまざまです。
自身のほくろの状態を知り、適切な施術方法を選択するためにも、まずは気になるクリニックで事前カウンセリングを受けることをおすすめします。
また、ほくろ除去は治療目的によって保険適用の可否が変わります。悪性腫瘍の可能性がある場合やほくろが日常生活に支障を及ぼしている場合には、医師の判断のもと保険が適用されます。
ただし、美容目的の場合には保険が適用されず、自由診療となります。
普通のほくろだと思っていたものが、まれに悪性腫瘍の場合があります。悪性腫瘍の場合には適切な手術をおこない、しっかりと切除しなければなりません。
自身のほくろに不安を感じる方は、ほくろの良性悪性検査が確認可能なクリニックを選択したり、医療機関の受診を検討したりしてみてください。
※本記事の情報は2023年06月時点のものです。
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