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ほくろ除去における失敗と原因は?対処法や後悔しないためのクリニックの選び方についても解説

「ほくろを除去したいけど、失敗することはあるの?」「後悔しないためにも失敗する原因や対処法について知っておきたい」ほくろ除去を検討している方のなかには、上記のような悩みを抱えているかもしれません。

そこで今回はほくろ除去における失敗例と、その原因について解説します。また、失敗したときの対処法やクリニック選びも紹介するため、ぜひ参考にしてください。

スクロールできます
クリニック
TCB東京中央美容外科

品川美容外科

東京美容外科

聖心美容クリニック

城本クリニック
レーザー
4,980円〜

5,250円
10,780円〜
電気メス
4,980円〜

5,250円〜
5,500円〜10,780円〜11,000円〜
切開19,800円〜
9,450円〜

8,800円〜
85,800円〜30,000円〜
キャンペーン・LINEクーポン
・モデル制度
・BMC会員
・学生割引
・モデル制度
術後安心保証
・モニター制度
・平日限定メニュー
全国院数76院39院18院9院25院
無料カウンセリング
あり

あり

あり

あり

あり
おすすめ除去方法が豊富
低価格で除去可能
全国展開
会員料金が低価格
医療事故ゼロの実績
大きなほくろも除去
高品質な技術を提供
医療メニューが豊富
取り放題メニューあり
30年以上の実績
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※料金は税込表記です。
目次

ほくろ除去における失敗例とその原因

ほくろ除去における失敗例を挙げると、次のとおりです。

  • ほくろの再発・取り残し
  • 赤みや色素沈着
  • 皮膚の凹みや盛り上がり
  • 傷跡やケロイド

それぞれの原因とあわせて紹介します。

ほくろの再発・取り残し

皮膚の深い部分にあるほくろの元「母斑細胞」を取り切れない場合、再発するおそれがあります。

とくに電気メスや炭酸ガスレーザーは削りすぎてしまうと、凹みが残るリスクがあります。そのため、深い母斑細胞の場合は取り切れないこともゼロではありません。

万が一ほくろが再発してしまったら、治療法を検討したうえで再度施術を受ける必要があります。小さいものであればシミ取りレーザーで対処できます。治療法を誤らないためにも、経験を積んだ医師に相談しましょう。

赤みや色素沈着

炎症による赤みは時間の経過とともに消えますが、なかには1年経過してもシミのような色素沈着が残ってしまう方もいます。また術後のケアが十分ではない場合は跡が残りやすいため、とくに色白の方は注意が必要です。

赤みや色素沈着が残る場合は次のような対処法が考えられます。

  • 万全な紫外線対策
  • ビタミンC入りの化粧品でケア
  • レーザーで赤みの原因である毛細血管を破壊

シミを残さないためにも日焼け止めや保湿などのアフターケアをおこないましょう。

皮膚の凹みや盛り上がり

表面からほくろを削る電気メスや炭酸ガスレーザーは深く削りすぎてしまった場合、皮膚の再生が追いつかなくて陥没したままになる可能性があります。

切開してほくろを除去する場合も、結合が雑な場合に結合跡が凹みとして残ることもあるため注意が必要です。

皮膚の陥没が気になる場合は次の方法が考えられます。

  • ヒアルロン酸を注入する
  • ダーマペンで皮膚の再生を促進する
  • レーザーで周辺を削り、凹みを目立たなくする

皮膚の凹みや盛り上がりによる失敗は、医師の技術に左右される傾向にあるため、経験豊富な専門医を選ぶようにしましょう。

傷跡やケロイド

普段から傷跡が残りやすい方は、ほくろ除去後も跡が残る可能性があります。なかでも胸や肩、二の腕、手足の甲、鼻と上唇の間はケロイド(傷跡が大きく盛り上がったもの)になりやすい傾向にあります。

傷跡が残ってしまった場合に考えられる対処法は次のとおりです。

  • 内服薬:抗アレルギー剤や漢方薬
  • 塗り薬:ステロイド軟膏やクリーム
  • 圧迫する:包帯で固定して過剰な血流を抑える
  • レーザー:血管を破壊、コラーゲンの分解を促進

普段から傷跡やニキビ跡が残りやすい方は、事前に医師へ伝えて相談するようにしてください。

失敗しないための美容クリニックの選び方

ほくろ除去で失敗しないための美容クリニックを選ぶポイントは次のとおりです。

  • 自身のほくろに適した治療方法がある
  • 実績・経験豊富な医師がいる
  • 医師のカウンセリング・診療が丁寧で信頼できる
  • 料金が適正である
  • 再発保証やアフターケアが充実している
  • クリニックや医師の口コミや評判がよい

それぞれ詳しく解説します。

自身のほくろに適した治療方法がある

ほくろ除去に失敗しないためには、自身のほくろに適した治療方法がある美容クリニックを選ぶ必要があります。症状に適した治療方法で施術しないと、再発のおそれがあります。

治療方法が豊富な美容クリニックであれば選択肢が増えるため、自身のほくろに適した治療方法が見つかります。

実績・経験豊富な医師がいる

ほくろ除去で失敗しないためには、実績や経験豊富な医師がいる美容クリニックを選ぶことも大切です。

医師の経験が浅かったり技術が未熟だったりした場合、ほくろの再発や縫合がうまくいかなくて傷跡が残ってしまう可能性があります。そのようなリスクを回避するためにも、医師の実績や経験を確認しましょう。

医師のカウンセリング・診療が丁寧で信頼できる

医師のカウンセリングや診療が丁寧で信頼できる美容クリニックを選ぶこともポイントです。カウンセリングでは患部をチェックしながら、適切な施術を受けられるようにアドバイスをしてもらえます。

自身のほくろに適している治療を選べるように、医師や看護師にカウンセリングで診てもらいましょう。

料金が適正である

美容クリニックを選ぶ場合、料金が適正かをチェックすることも大切です。

適正かどうかを判断するためには、相場を把握する必要があります。相場の把握ができたら、気になる美容クリニックの費用が妥当かを比較しましょう。

除去したいほくろが複数ある場合は、取り放題プランがある美容クリニックを選ぶことがおすすめです。

再発保証やアフターケアが充実している

万が一のときを考え、再発保証やアフターケアが充実している美容クリニックを選ぶことも大切です。ほくろの根が深いと取り切れずに再発するおそれがあります。

再発の可能性がある治療方法はレーザーと電気メスです。再発が心配な場合や術後のトラブルが心配な場合は、再発保証やアフターケアが充実している美容クリニックを選ぶことで安心できるでしょう。

クリニックや医師の口コミや評判がよい

口コミや評判がよい美容クリニックや医師を選ぶことも大切です。ほくろの除去は短時間で完了しますが、失敗しないためには高い技術が必要です。

公式サイトや口コミなどを参考に、気になる美容クリニックの評判をチェックしましょう。

ほくろ除去におすすめの人気美容クリニック5選

ほくろ除去におすすめの人気美容クリニックは次のとおりです。

  • TCB東京美容外科
  • 品川美容外科
  • 坂本クリニック
  • シロノクリニック
  • 東京美容外科
  • 聖心美容クリニック

治療方法や料金、支払い方法などについて詳しく解説します。

TCB東京中央美容外科

出典:TCB東京中央美容外科
おすすめポイント
  • 医療美容経験の豊富な医師が在籍
  • くり抜き法も選べる
  • 割引キャンペーンが豊富

TCB東京中央美容外科は全国に95院展開している美容クリニックです。

電気メスまたはレーザーによる治療を4,980〜10,200円(税込)でできます。また、切開法による治療は19,800円(税込)、くり抜き法による治療は10,200円(税込)で受けられます。

カウンセリングに力を入れていることが特徴で、無料で受けられ専門カウンセラーがほくろの状態をチェックしたうえで納得いくまで相談できるため安心です。

高い技術を持つ経験豊富な医師がほくろを除去するのみではなく、傷跡を最小限にしてきれいに仕上げます。

ほくろ除去の症例写真

クリニック名TCB東京中央美容外科
施術メニュー・電気分解法
・レーザー除去法
・切開法
・くり抜き法
費用■電気分解法
4,980円~
※2mm以下の料金
■レーザー除去法
4,980円~
※1mm以下の料金
※新宿三丁目院のみの取り扱いとなります
※新宿三丁目院のみレーザー除去法、切開法、くり抜き法から選択可

切開法
19,800円
※1mmあたりの料金
くり抜き法
10,200円
※1mmあたりの料金
全国院数全国77院
【レーザー除去が可能な院】
新宿三丁目院のみ
診療時間10:00~19:00、不定休
※医院により異なる
支払い方法・現金
・クレジットカード
・メディカルローン
※料金は全て税込表示です。

品川美容外科

出典:品川美容外科
おすすめポイント
  • 最短5分の痛みのないレーザー治療
  • 1mm5,250円からと安価に始められる
  • BMC会員割引で4,150円からほくろ除去が可能

品川美容外科は全国39院(品川グループ)展開している美容クリニックです。

電気メスまたはレーザーによる治療を4,200円(税込)から受けられます。また、切開法の治療もでき、1mm9,450円(税込)でほくろ除去できます。

電気メスでほくろを除去した後、1年以内に再発した場合は無料で再治療が受けるため安心です。

品川美容外科に用意されている支払い方法は次のとおりです。

  • 現金
  • デビットカード
  • クレジットカード
  • 医療ローン

医療ローンによる支払いの場合、身分証明書や金融機関発行のキャッシュカード、引き落とし口座の届出印が必要なため事前に用意しておきましょう。

気になることがあれば無料カウンセリングの際に相談するとよいでしょう。

クリニック名品川美容外科
施術メニュー・電気メス
・切開法
・炭酸ガスレーザー
・LP-YAGレーザー
費用■電気メス(1mm)
4,200円
※BMC会員1mmの料金

■切開法
7,560円
※BMC会員1mmの料金
■炭酸ガスレーザー
4,200円
※BMC会員1mmの料金
■LP-YAGレーザー(3mm単位)
4,150円
※BMC会員3mmの料金
全国院数全国39院
診療時間10:00~19:00、不定休
※医院により異なる
支払い方法・現金
・デビットカード
・クレジットカード
・メディカルローン
※料金は全て税込表示です。

東京美容外科

出典:東京美容外科
おすすめポイント
  • 開院以来医療事故ゼロの実績
  • 厳選された医師のみ施術可能
  • お得な症例モデル制度がある

東京美容外科は全国に22院展開している美容クリニックで、ほくろ除去が可能なクリニック数は20院です。

施術方法は電気メスまたは切開法で、5,500円(税込)からほくろを取り除けます。無料カウンセリングも用意されており、LINEまたは電話で予約可能です。経験豊富な医師が施術するため、安心して治療を任せられます。

1回の施術で除去でき、きれいな仕上がりが期待できるため、無料カウンセリングを予約してみるとよいでしょう。

クリニック名東京美容外科
施術メニュー・アブレーション
・切除縫合
費用■アブレーション
5,500円~
※1mmごと1回の料金
■切除縫合
8,800円~
※1mmごと1回の料金
全国院数全国18院
診療時間10:00~19:00、不定休
支払い方法・現金
・医療分割
・デビットカード
・クレジットカード
・コード決済
※料金は全て税込表示です。

城本クリニック

坂本クリニックは全国25院展開している美容クリニックです。

1個5mm以内のほくろを電気メスで治療する場合は11,000円(税込)、切開法の場合は33,000円(税込)から施術可能です。また、平日のみで人数制限はありますが、ほくろ5個まで33,000円(税込)、10個まで55,000円(税込)のプランもあります。

豊富な経験と高い技術を持った医師が無料カウンセリングでほくろの状態をチェックし、適切な治療を提案します。

坂本クリニックに用意されている支払い方法は次のとおりです。

  • 現金
  • クレジットカード
  • 医療ローン

現金とクレジットカードの併用も可能なため、一度相談してみるとよいでしょう。

シロノクリニック

シロノクリニックは恵比寿や銀座、横浜、札幌の4院展開している美容クリニックです。

Qスイッチルビーレーザーの場合は11,000円(税込)、炭酸ガスレーザーの場合は22,000円(税込)からほくろ除去できます。

5年補償制度があるため、万が一ほくろが再発しても無料で治療を受けられます。初回カウンセリングは無料で、他のクリニックで除去したほくろが再発した場合でも治療可能です。

シロノクリニックに用意されている支払い方法は次のとおりです。

  • 現金
  • クレジットカード
  • 医療ローン

クレジットカードの場合、一括払いのほかにも分割払いやリボルビング払いも選べます。ただし、ダイナースクラブの場合は一括払いのみなため、注意してください。

聖心美容クリニック

聖心美容クリニックは全国に10院を展開している美容クリニックです。

電気メスやレーザーの場合は10,780円(税込)、切開法の場合は85,800円(税込)でほくろ除去が可能です。局所麻酔が料金に含まれているため、追加料金がかかることなく施術できます。

在籍している医師の約90%が専門医資格を保有しているため、安心して治療に集中できます。

聖心美容クリニックに用意されている支払い方法は次のとおりです。

  • 現金
  • デビットカード
  • クレジットカード
  • コード決済
  • 医療ローン

気になる方は無料カウンセリングを予約してみましょう。

後悔しないためにほくろ除去後に気をつけたいこと

後悔しないために、ほくろ除去後に気をつけたいことは次のとおりです。

  • 紫外線対策を徹底する
  • 丁寧にケアする
  • 患部に刺激を与えない

それぞれ詳しく解説します。

紫外線対策を徹底する

ほくろ除去後は肌がいつもより敏感な状態になります。紫外線の影響を受けやすく、炎症後の色素沈着やほくろ再発の原因にもつながるため、徹底した紫外線対策が必要です。

日焼け止めを塗る場合は、敏感になった肌でも使用できる低刺激のものを選ぶようにしましょう。

丁寧にケアする

ほくろ除去後は治療方法にあったケアをおこなうことが大切です。

治療方法アフターケア
光治療保湿を欠かさない美白系の基礎化粧品を使用する
電気メスレーザー傷を覆うようにテープを貼り傷口から出る体液を保って乾燥を防ぐ2〜3日程度でテープを交換する
切開法感染症予防のために数日間は水に濡らさない
水が付着した場合は清潔なタオルでやさしく拭き取る
抜糸後は傷が開かないように強い刺激を与えない
抜糸後から3か月程度はケロイド防止のためにテープを貼る

紫外線対策をおこないながら、上記を参考に丁寧なケアをしてください。

患部に刺激を与えない

ほくろ除去後は肌にダメージを受けているため、一時的に炎症を起こした状態になりいます。患部に刺激を与えると色素沈着の原因につながるため、なるべく皮膚を安静にするのが大切です。

日々の洗顔やスキンケアなど、摩擦がおきないように丁寧なスキンケアを心がけましょう。

失敗かもと思った場合の対処法

失敗かもと思った場合の対処法は次のとおりです。

  • クリニックに相談する
  • 市販の塗り薬や飲み薬を使用する
  • クリニックで治療する

それぞれ詳しく解説します。

クリニックに相談する

ほくろを除去したあとに失敗かもと思った場合、まずはクリニックに相談しましょう。自身で何とかしようとすると反対に悪化し、元に戻らなくなるおそれもあります。

術後に赤みや陥没など、気になる症状があれば治療を受けたクリニックに相談してください。

市販の塗り薬や飲み薬を使用する

術後に赤みが発症している場合、市販の軟膏を塗ることも効果的です。軟膏は赤みや炎症を抑える効果があるため、毎日塗り続けることで赤みが自然に消えていくでしょう。

クリニックで治療する

ほくろ除去で傷跡が残ったりケロイドになったりした場合は、クリニックで再度縫合またはケロイド治療をおこないます。

傷跡修正とも呼ばれる方法で、基本的には無料で再度縫合が可能です。また、ケロイドの場合は注射や圧迫、内服薬などで治療します。

クリニックで治療する場合は基本的に医師が治療の判断をおこなうため、まずは医師に相談しましょう。

ほくろ除去の施術方法の種類とダウンタイム

ほくろ除去の施術方法は次のとおりです。

  • 光治療
  • レーザー
  • 電気メス
  • 切開法

それぞれのメリットやデメリット、ダウンタイムなどについて解説します。

光治療

項目詳細
使用器具IPL
メリット肌へのダメージが少ない
デメリットかゆみや赤み、発疹などが起きる可能性がある
ダウンタイムない
適したほくろの種類平らで薄いほくろ

光治療は優しい光を使ってシミやそばかすなどの改善、美白やプライドニングを促進する施術方法です。レーザーとは異なり、シミやそばかす、小じわ、毛穴の開きなど全く異なる症状に効果を発揮します。

施術時間も20分程度と短く、肌のダメージもほとんどないため、施術後すぐに洗顔やメイクできます。より効果を得るためには、3週間に1度、5回以上の施術を受けると効果的です。

ほくろのみではなく、シミやそばかすも改善したい方におすすめです。

レーザー

項目詳細
使用器具YAGレーザー
炭酸ガスレーザー
Qスイッチビーレー
メリット一度に複数のホクロを除去可能
デメリット根が深い場合は黒い色が残る可能性がある
ダウンタイム1〜3か月
適したほくろの種類【YAGレーザー・Qスイッチビーレーザー】
1mm以下の色が薄いほくろ
1mm以下の平らく根が深いほくろ

【炭酸ガスレーザー】
6mm以下の盛り上がったほくろ

レーザーは直径1mm程度の平らなほくろ除去に向いている施術方法です。極細のレーザーで肌に小さな穴を開けて組織の再生を促進し、ほくろを取り除きます。

周辺組織に対して熱の影響がほとんどないため、肌へのダメージが少なく、施術後の色素沈着リスクも抑えられます。出血はほとんどなくて切開しないため傷跡も目立たず、同時に複数のほくろも除去可能です。

治療時間が短くて傷跡やダウンタイム、アフターケアの負担が比較的少ないことが特徴です。そのため、仕事終わりやスキマ時間に気軽に施術できます。

電気メス

項目詳細
使用器具電気メス
メリットダウンタイムが短い
デメリット根深いほくろは再発の可能性がある
ダウンタイム1〜3週間
適したほくろの種類根が深くて大きなほくろ

電気メスは使用器具が発する熱により、ほくろの表面を取り除く施術方法です。施術後は少し表面が凹みますが、徐々に皮膚が再生し元の状態に戻ります。

盛り上がったほくろも切開せずに除去できますが、大きなほくろの場合は凹んだり、底部に焦げが残るおそれがあります。また根が深ければ深いほどダウンタイムが延びるため、アフターケアが大切です。

施術時間が短くて出血を抑えられ、他の施術方法よりも価格が安いことが特徴です。盛り上がったほくろが気になる方に向いています。

切開法

項目詳細
使用器具メス
メリット再発リスクが低い
デメリット跡が消えるまで時間がかかる
ダウンタイム3〜6か月
適したほくろの種類5mm以上のほくろ

切開法はほくろを根本の組織ごと完全に除去する施術方法です。メスでほくろの組織を切除して傷口を縫合し、その後抜糸する仕組みです。大きなほくろも除去できて再発しにくいですが、傷跡がしばらく残るデメリットがあります。

しかし、適切なアフターケアで跡が目立たなくなるため、安心してよいでしょう。

ほくろの種類

ほくろの種類は次のとおりです。

  • 単純黒子
  • 色素性母斑
  • 老人性色素斑

それぞれ詳しく解説します。

単純黒子

単純黒子はほくろの医学的な呼び方です。2mm以下の小さなほくろのほとんどが単純黒子です。

メラノサイトが皮膚の浅い部分で活性化してできるもので、とくに症状や問題はありません。直径数mmまでの黒褐色または黒色斑で、幼児期からどの部分にでも発生するのが特徴です。

色素性母斑

色素性母斑も単純黒子と同様、ほくろのことを指します。生まれつき病変が存在する先天性、生後に生じる後天性がありますが、ほくろの多くは後天性色素性母斑です。

単純黒子はメラニン色素を作り出すメラノサイトが増えたもので、色素性母斑はメラノサイトが変化した母斑細胞が増えて塊を作ったものです。

ほくろを顕微鏡レベルでみた場合の細胞種類と増え方でほくろの呼び方が異なります。

老人性色素斑

老人性色素斑は日光性色素斑とも呼ばれており、加齢とともにできやすく、紫外線によりできるシミのことです。30代や40代以降に出現し、環境や肌質によっては20代から発症する可能性もあります。

顔や手の甲、腕など、紫外線によくあたる部分にできます。数mmから数cmと大きさがバラバラで、正常な肌との境目がわかりやすくて目立ちやすいことが特徴です。

ほくろとがんの見分け方

ほくろとがんは見た目が似ているため、間違いやすいです。「ほくろだと思っていたら悪性腫瘍だった」との可能性もゼロではありません。

そこでここではほくろとがんの見分け方を紹介します。

  • 境界があいまい
  • がんは成長が早い
  • 形状が左右非対称

縁がギザギザになっていたり境界がぼやけていたりする場合、がんが疑われます。

また、ほくろに比べてがんは成長が早く、とくに悪性黒色腫は6mmを超えるとされています。そのため、数年の間に6mmを超えるような成長をした場合、注意が必要です。

一般的にほくろは円形や楕円形で、がんは左右非対称の形状をしていることが多いです。

ほくろ除去に関するよくある質問

ほくろ除去に関するよくある質問は次のとおりです。

  • ほくろ除去で失敗する確率はどのくらい?
  • 皮膚科と美容外科どちらがおすすめ?
  • ほくろ除去でリスクや副作用はある?
  • セルフでほくろを取っても大丈夫?

それぞれ詳しく解説します。

ほくろ除去で失敗する確率はどのくらい?

ほくろ除去で失敗する確率はゼロではありません。明確な確率はわかっていませんが、クリニックにより再発率を表記しているところもあります。

たとえば静岡美容外科橋本クリニックの場合は、再発率は0.025%と記されています。公式サイトに記載がなくてもカウンセリングの際に教えてくれる可能性もあるため、気になる方は聞いてみるとよいでしょう。

皮膚科と美容外科どちらがおすすめ?

皮膚科と美容外科のどちらがおすすめなのかは、ほくろの種類により異なります。病的な側面が強くて医療的な治療が必要な場合は皮膚科、ほくろの除去が主な目的で美容的な場合は美容外科がおすすめです。

ほくろ除去手術を得意とする皮膚科は、皮膚疾患の実績が多く、再発しないことに重点を置いています。美容外科は外見の異常の修正を専門としており、いくつかの治療法から自身に適した方法を提案してもらえます。

自身のほくろに適したところを選んで、治療しましょう。

ほくろ除去でリスクや副作用はある?

ほくろ除去で考えられるリスクや副作用は次のとおりです。

  • しこり
  • ケロイド
  • 色素沈着
  • 色素脱失
  • 数日間の赤みなど

こうしたリスクや副作用を回避するためにも、日々のケアを丁寧にすることを心がけてください。

セルフでほくろを取っても大丈夫?

現在ほくろ取りクリームやもぐさなど、自身でほくろを取るアイテムがあります。

しかし、火傷やケロイドなどのリスクがあるため、セルフでほくろを取ることはおすすめしません。また、はさみやカッターを使用する場合は感染症のリスクがあるため、セルフで取るのではなく専門の医療機関を受診しましょう。

まとめ

今回はほくろ除去の失敗について詳しく解説しました。ほくろの根が深いと取り残しがあったり、再発したりする可能性があります。

後悔しないためには経験豊富で高い技術を持つ医師が在籍しており、口コミや評判がよいクリニックを選ぶことが大切です。

ほくろの除去で後悔しないためにも本記事を参考に、自身に合ったクリニックを見つけてみてください。

<参考>
品川美容外科
聖心美容クリニック

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。

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目次