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低用量ピル処方のオンラインクリニック7選 | 予約方法や診察の受け方も解説

生理痛や月経前症候群、避妊、肌荒れの緩和のため、ピルを服用したいと考える女性は多いでしょう。

近年、オンライン診察が注目されており、自宅にいながらもスマートフォンやパソコンで手軽にピルを処方するクリニックが増えました。

オンラインで低用量ピルを手に入れるために、おすすめのクリニックの情報が知りたい、低用量ピルについて詳しく知りたい方も少なくないでしょう

本記事では、低用量ピル処方におすすめのオンラインクリニックや、クリニックの予約方法、診察方法について紹介します。

目次

ピルの購入はオンラインがおすすめ

ピルの購入がオンラインでおすすめの理由は、処方時間やクリニックに通う手間を省けるからです。そのほかにもオンライン診療によるピル処方のメリットは多くあります。

  • 好きな場所で最短即日でピルを処方してもらえる
    自宅や職場など空いた時間に、好きな場所で医師の診察を受けられます。診察方法には、ビデオチャットやLINEアプリ、クリニックの専用アプリを使用します。
    完全予約制で待ち時間もなく最短で即日にピルを処方してもらえます。
  • 周囲の目を気にせず受診できる
    ピルを購入するとなると周囲に気づかれたくない方は多いでしょう。オンライン診療なら通院の必要がなくほかの方と顔をあわせる心配も入りません。
    オンラインクリニックでは、中身が分からないよう梱包に配慮されていたり、送付先を自宅以外に設定したりすると家族に気づかれることもありません。
  • 定期的にピルが届くため飲み忘れを防げる
    低用量ピルは毎日続けて服用しなければ効果が得られません。そのため、飲み忘れに注意する必要がありますが、オンラインの定期便ならピルを自宅に届けてくれるため、飲み忘れを防げます。
    また、割引が適用され通常価格より安く購入できます。
  • 引っ越しの際も同じ医師に診察してもらえる
    クリニックは通院の場合、引っ越しや転勤となるとかかりつけの病院を変更しなければなりません。病院が変わると、同じ説明をあらためておこなう必要性があったり、病院の場所が遠かったりと通うことが面倒になる可能性もあります。
    オンラインなら全国で受診できるため、引っ越しに左右されることなく、同じ医師に診てもらえます。
  • 非対面のチャットで相談しやすい
    ピル処方時の相談はデリケートな内容であるため、医師と対面診療であっても、抵抗を示す方も多いでしょう。
    オンラインなら、LINEやチャットを使用して相談を受け付けているクリニックもあります。顔を見られる心配もなく相談しやすいためおすすめです。

オンラインクリニックで処方されるピルは4種類

ピルはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という二つの女性ホルモンが配合されている薬です。二つのホルモンの配合量や黄体ホルモンの割合により異なります。

ピルの種類は低用量ピル、中用量ピル、超低用ピル、アフターピルに分けられ、一般的にピルと呼ばれるものは低用量ピルです。

低用量ピル

低用量ピルは、月経困難症や過多月経、PMSなどの症状を緩和する効果が期待できます。低用量ピルは大きく分けて4種類あり、それぞれの特徴は次のとおりです。

  • 第一世代(ノルエチステロン)
    第一世代ピルは、シンフェーズ、ルナペルULD、フルウェルLDが該当します。ノルエチステロンという黄体ホルモンを使用しており、月経困難症のコントロールに優れています。また子宮内膜症の治療効果も高いです。
  • 第二世代(レエポノルゲストレル)
    第二世代ピルは、トリキュラー、ラベルフィーユ、ジェミーナが該当します。レボノルゲストレルという黄体ホルモンも使用しており、不正出血が起こりにくい周期をつくる特徴があります。
  • 第三世代(デソゲストレル)
    第三世代ピルは、マーベロン、ファボワールが該当します。デソゲストレルという黄体ホルモンを使用しており、男性ホルモンの作用抑制の効果が高く、大人のニキビや多毛症の改善が期待できます。
  • 第四世代(ドロスピレノン)
    第四世代ピルは、ヤーズ、ヤーズフレックスが該当します。トロスピレノンという黄体ホルモンを使用しており、大人のニキビの改善のほかにむくみにも効果的です。国内でヤーズが月経困難症や子宮内膜症の治療薬として保険適用されています。

中用量ピル

中用量ピルは、主に月経移動や月経のリセットを目的に使用されます。低用量ピルよりもエストロゲンが多く含まれており、女性ホルモンに関わる病気の治療に用いられることが増えました。

中用量ピルは低容量ピルに比べて、吐き気や頭痛による副作用が起こる可能性がやや高くなります。

超低用量ピル

超低用量ピルは低用量ピルよりも、さらにエストロゲン含有量が少ないピルです。そのため、吐き気や不正出血などの副作用が低用量ピルより少ないです。主に月経困難症、子宮内膜症の治療目的に用いられます。

アフターピル

アフターピルは、避妊に失敗した際に服用する緊急用避妊薬です。薬により72時間まで、または120時間まで避妊成功率が高いことが期待できます。

服用するタイミングが早ければ早いほど効果が高くなります。低用量ピルと異なり、アフターピルは常用するものではありません。

低用量ピルの5つの効果

月経周期を一定にする効果がある低用量ピルは、ほかにも女性にとっていくつかよい作用が働きます。次に、低用量ピルの5つの効果について解説します。

月経日のコントロール

低用量ピルは月経日をコントロールし、体内で生成分泌される女性ホルモンのバランスを抑えます。通常、生理周期は25日から40日程度とされていますが、さまざまな原因で生理周期が乱れることもあります。

ピルは生理のスケジュールを立てやすくする効果が期待できます。次回の月経予定を移動させるため、旅行や試合、大事な仕事や会議の予定に生理が被らないよう調整することができます。

使用方法は生理を早めたり遅らせたりと、服用するタイミングを定めて生理期間を調整することができます。

生理痛の軽減

女性が経験する生理痛は、出血時に子宮内膜が剥がれ体外へ排出される際に伴う痛みです。低用量ピルを服用すると、子宮内膜の増殖が抑制される効果があるため生理痛が緩和されます。

生理痛や生理量のコントロールができ、貧血も軽減されるため痛みや量の多さに悩みがある方にも最適です。

PMSの改善

低用量ピルにはPMSの改善も期待できます。ピルにより排卵が抑制され、PMSの原因である黄体ホルモンの波がなくなるからです。

排卵により分泌される黄体ホルモンは、水分を体内にためたり体温をあげたりのほかに、生理前のイライラや落ち込み、眠気、倦怠感を引き起こす作用があります。

ピルを服用すると、排卵が抑えられ黄体ホルモンの波がなくなるため、月経前の心身の変動が起こりにくくなります。

高い避妊効果

低用量ピルは適切に服用した場合、約99.7%と非常に高い避妊効果が期待できます。子宮内避妊用具やコンドームに比べて、高い確率で避妊できることが特徴です。

エストロゲンやプロゲステロンの分泌量が減少し、脳が勘違いを起こし排卵指令を出さなくなるため、体内は妊娠したようなホルモン環境になります。

しかし、飲み続けると避妊の効果が発揮されますが、飲み忘れや飲むことをやめると避妊効果がなくなり元の妊娠できる体に戻るため注意しましょう。

肌荒れの改善

低用量ピルは肌荒れやニキビの改善も期待できます。生理近くになるとプロゲステロンの分泌やニキビの原因の皮脂の分泌が活発になり、皮脂腺がつまりやすくなります。

そのため、生理前になるとニキビが増えたり悪化したりと、肌の状態が不安定になります。ピルを服用するとホルモンバランスが整い、肌の調子を整えます。

低用量ピル処方のオンラインクリニックの選び方

オンライン診療で購入できるクリニックを選ぶと通う手間がなくなり、予定も立てやすいため非常に便利です。自身に合う低用量ピル処方のオンラインクリニックの選び方を次の5つにまとめました。

後悔しないためにもいくつかポイントを抑えて、慎重に選ぶことが大切です。

価格で選ぶ

金額相場を調べてから、価格が相場より安いかを比較しクリニックを選びましょう。

ピルは保険適用がないものも多く、同じ薬でもクリニックにより500〜2,000円前後と価格が異なります。ピルの処方箋代のほかにも、オンライン診察料や送料がかかるケースもあります。

公式サイトでは価格を確認できるクリニックもあるため、予算内で総額を支払えるか事前に確認してから選びましょう。

ピルの種類で選ぶ

ピルはさまざまなメーカーから、複数の種類がでています。なるべく多くのピルを取り扱うクリニックを使用しましょう。その理由は、ピルは体質により相性が異なる場合があるため、種類が多ければ自身に合うピルを見つけやすくなるからです。

低用量ピルの種類は避妊や月経の症状、ライフスタイルなど目的により処方してもらえます。オンラインクリニックのなかには、取り扱うピルの詳細が記載された公式サイトもあるため、事前に確認しましょう。

診察時間で選ぶ

クリニックは診察時間を確認する必要もあります。忙しい方でも仕事終わりに診療を受けられる、夜遅くまで対応されたクリニックがよいでしょう。土日や連休、年末年始にも診察に対応しているクリニックがおすすめです。

また、ピルを早く服用したい場合も、クリニックが遅くまで対応していると安心です。ただし、オンライン診療は受付枠の少ないクリックもあるため、事前に確認しましょう。

自身のライフスタイルにあわせて、診察時間の融通が効くオンラインクリニックを選んでください。

配送までの時間で選ぶ

オンライン低用量ピル処方のクリニックを選ぶ際は、配送までにかかる時間の確認も大切です。ピルの受け取り方は、自宅に郵送、調剤薬局で受け取る、郵便局留めの方法があります。

オンライン処方の定番は、自宅に郵送する方法で自宅にいながらピルを受け取ります。

家族に知られたくない、または地方に住んでおり郵送に時間が取られてしまうことが気になる方は、郵便局留めであれば自身の都合にあわせて、必要なピルを郵便局まで取りにいけます。

また調剤薬局の場合、近場ですぐピルを受け取れるため、早くピルを服用したい方におすすめです。

サポート体制で選ぶ

ピルの服用は、2〜3か月の間に副作用がでる可能性もあります。このようなトラブルに、相談できるサポート体制が整ったオンラインクリニックを選ぶことも大切です。

病院で診察と同じように、再診を受けられたり薬剤師に相談できたりと、すぐに相談できる環境があると安心です。とくにピル服用が初めての方は、アフターフォローを丁寧におこなうクリニックかどうかの確認も重要です。

低用量ピル処方のおすすめオンラインクリニック7選

低用量ピル処方のおすすめオンラインクリニックを7院紹介します。オンラインクリニックのピルは費用や診療方法などあらゆる点が異なるため、自身に合うクリニックを適切に選ぶことが大切です。

それぞれのクリニックの特徴について詳しく解説するため、オンラインで低用量ピルを購入する際にぜひ参考にしてください。

クリニックフォア

初診料:1,650円
低用量ピル価格:2,783円
配送料:550円
※料金はすべて税込表記です。

クリニックフォアは、使用者の満足度95%以上のクリニックを全国10院展開しています。ピルは最短で当日発送の翌日に受け取れます。専用アプリの登録が不要で、スマートフォンやパソコンから診察や相談を気軽におこなえます。

また、ビデオチャットを通して医師に相談し、自身の悩みに合うピルを処方してもらえます。公式サイトでは予約の空き状況を簡単にチェックできるため、予定も立てやすいです。

薬の処方は2か月、3か月、半年、定期配送の4種類から選べますが、継続して服用する予定のある方は割引が適用される定期便がお得です。

メデリピル

初回診療:無料(配送料別途)
低用量ピル価格:初回無料 2回目以降:2,970円
配送料:550円
※料金はすべて税込表記です。

メデリピルは、診察から処方までLINEのみで完結するため通院の必要がありません。メデリピルの低用量ピルは、初月無料のため初めてオンラインクリニックを使用する方におすすめです。

2か月以降も診察料は無料のため、ピルの価格と配送料のみで費用を抑えて購入できます。

全国の提携クリニックに在籍する医師の診察で当日診療も対応しています。公式サイトからLINEの友達追加さえおこなえば、ピルの処方をすぐに開始できます。

DMMオンラインクリニック

初診料:無料
低用量ピル価格:3,179円
配送料:550円
※料金はすべて税込表記です。

DMMオンラインクリニックは、新六本木クリニックとDMMが連携したオンラインクリニックです。婦人科の専門医と薬剤師の監修のもと診察を受けられます。平日22時までの診療を受付ており、仕事帰りの夜間にもピルについて相談できます。

また、全国各地の自宅やコンビニ、薬局など受け取り場所を指定し購入できます。自身の都合にあわせて受け取れるのも魅力です。

診察を初回のみの設定もでき、毎回検査を受けてピルを購入する手間がありません。急いでいる方は、当日のバイク便なら20時30分までの受け取り可能に限り、最短その日のうちに受け取りもできます。

スマルナ

初診料:1500円
低用量ピル価格:2,380円
配送料:無料
※料金はすべて税込表記です。

スマナルは、オンライン診療専用アプリのダウンロードで手軽に相談できます。診療時間を24時間受付ており、深夜の時間帯や早朝にもピルについて相談できます。

全国のクリニックと提携している医師の診療を、チャットで顔出しせず無料相談できるため安心して受診できます。アプリの使用時は医師のプロフィールも確認でき、女性の医師や同じ医師を指定し相談をしたい方におすすめです。

ケイ・レディースクリニック

初診料:1,000円
低用量ピル価格:3,300円
配送料:660円
※料金はすべて税込表記です。

新宿にあるケイ・レディースクリニックは、オンライン販売15年の歴史がありピルの処方数も日本一と安心のオンラインクリニックです。

妊娠していなければいつでも服用開始が可能です。避妊効果以外にもニキビ治療の効果も期待できるため、肌荒れに悩みのある方にもおすすめです。

18時30分までに決済が完了した場合、即日配達オプションでその日のうちに受け取りができます。誰にも気づかれたくない場合は、自宅受け取りのほかに郵便留めも対応しているため便利です。

マイピル

初診料:1,650円
低用量ピル価格:2,690円
配送料:550円
※料金はすべて税込表記です。

マイピルは、スマートフォンひとつで診療から処方まで対応した、ピル処方専門のオンラインクリニックです。LINEで女性の専門医による診療が24時間いつでも相談できます。診療時間は5分程度と短いため、仕事の合間でも気軽に診察を受けられます。

低用量ピルが6種類と豊富ですが、種類により効果や価格が異なるため、事前に確認しましょう。最短発送は基本的に翌日到着となりますが、東京23区の場合バイク便での当日発送も可能のため、処方後すぐに到着します。

エニピル

初診料:2,200円
低用量ピル価格:2,563円
配送料:385円
※料金はすべて税込表記です。

エニピルは電話による診察でピルを処方してもらえます。診察は年中無休で24時間対応しており、予約の必要のないオンライン診療のため、忙しい方でもその日のうちに相談できます。

ただし、診療前に公式サイトの問診サービスを使用する必要がありますが、問診なら言葉ではうまく伝えづらいことでも、悩みを整理しながら伝えられます。

またエニピルの低用量ピルなら、業界最安値レベルの価格で購入できるため、費用を抑えたい方におすすめです。

オンライン診療の予約方法や低用量ピル処方までの流れ

オンライン診察の予約方法や低用量ピルを受け取るまでの流れを解説します。

1:予約して問診票を入力する

はじめに、公式サイトや電話、専用アプリをダウンロードして予約をとります。

会員登録や本人確認をおこなったうえで、医師の選択と予約したい日時を選択します。次に問診票の入力をおこないます。問診票は、自身に合う適切な薬を処方してもらうために丁寧に記入しましょう。

2:オンラインで医師の診察を受ける

チャットやビデオ電話で医師の診察を受けます。顔を見られる心配がないため、直接話すことが恥ずかしい方でも、チャットならどのような内容も相談しやすいです。

副作用の心配や服用中の薬の併用などの質問にも回答し、自身に合うピルを処方してもらいます。

3:配送されたピルを受け取る

決済手続きが完了したのち、自宅に直接郵送または近くの薬局に郵送されたピルを受け取ります。ピルを服用する際に不安があるかたは、薬剤師に相談できる薬局で受け取る方法がおすすめです。

当日発送のクリニックも多いため、最短で受け取れる方法を知りたい方は、何時までに予約すると当日の発送に間に合うか確認するのもよいでしょう。

低用量ピルを服用する際の3つの注意点

低用量ピルはホルモンを整える効果がありますが、服用する際はいくつか注意点があります。ピルの服用は健康障害を引き起こすリスクもあるため、定期的に検診を受ける必要があります。

服用を開始する前に、次の3つの注意点について確認しましょう。

副作用があらわれる場合がある

低用量ピルを服用すると吐き気、頭痛などの副作用があらわれる可能性があります。ピルに含まれるエストロゲンには、吐き気や頭痛を引き起こす作用があるからです。

ほかにも血栓症や不正出血、むくみ、肌荒れも起こります。とくに血栓症は心疾患につながる重篤な病気のため発症した際、治療しなければなりません。

血栓症の危険性のある方は次の特徴があります

  • 40歳以上
  • 肥満(BMIが25以上)
  • タバコを1日に15本以上吸う
  • 高血圧
  • 心疾患や腎臓疾患がある

長時間同じ体勢でいる方や脱水症状を起こしている方も、血栓症のリスクが向上するため注意しましょう。

また低用量ピルの副作用は、3か月以上飲み続けるうちに治る場合も多いです。しかし、症状が改善されない場合は服用を中止し、医師に相談しましょう。

他の薬やサプリメントとの併用に注意する

低用量ピルはほかの薬やサプリメントと服用した際、効果を弱めたり強めたりする可能性があります。効果が薄れると、PMSや生理痛の改善効果、避妊効果が充分に発揮されず、支障をきたすからです。

併用に注意する薬やサプリメントは次のとおりです。

  • C型肝炎
  • 抗生物質
  • てんかん薬
  • 解熱鎮痛剤
  • 血糖降下薬
  • 三環系うつ剤
  • 抗HIV薬
  • 大豆イソフラボン
  • チェストベリー
  • バストアップサプリ

現在、服用中の薬やサプリメントがある場合は、低用量ピルの処方前に必ず医師に相談しましょう。

長期間服用するときは定期的に検診する

長期間に低用量ピルを服用する場合は、定期的に検診を受けることが大切です。

検査する項目は血液検査や血圧測定になります。生理痛や生理過多が生じる場合は、超音波検査を受けることも検討しましょう。検診は、ピルの服用に関係なくほかの検査を受けることも重要です。

  • 子宮がん検診
  • 乳がん検診(40歳以上)
  • 超音波検査

上記の検診は、女性に多い病気を回避するための検査です。定期的に検診を受けることで、早めに体の異常を発見でき治療ができます。とくに持病持ちの方は注意しましょう。

ピルの服用により、まれに乳がんのリスクを高めるケースもあるため、年に1度検査を受けておくと安心です。

低用量ピルに関するよくある質問

低用量ピルに関するよくある質問について回答します。

低用量ピルは市販されている?

日本では低用量ピルを市販で購入できません。ピルの処方は、医師の診察を受けたうえで処方箋が必要です。現在、厚生労働省では緊急避妊薬(アフターピル)を処方箋なしで、薬局で入手できる取り組みの検討を進めています。

しかし、実用化にはまだ至らず、急ぎでアフターピルを必要とするならば医師に処方してもらうほかに、オンライン診察で処方してもらわなければなりません。

低用量ピルの個人輸入や個人間取引は大丈夫?

低用量ピルをオンライン上で購入するときは、安全性が保証されていないケースがあります。ピルはクリニックの公式サイトやアプリから必ず入手しましょう。

ピルの入手方法には、オンライン処方のほかに個人輸入、フリマアプリによる個人間取引があります。

海外からの医薬品を個人輸入し、代行業者がインターネット上で販売するケースがあります。個人輸入での購入は安全性が保証できなく、副作用のリスクも高いためおすすめしません。

またフリマアプリでの購入も、無許可の医薬品や医薬品医療機器等法に違反するため、個人取引の入手にも注意が必要です。

未成年でも購入できる?

ピルは生理が始まれば服用の対象になるため、未成年の高校生でも購入できます。ただし、クリニックにより年齢制限が定められており、購入の際は保護者の同意や同席が必要になります。

とくに緊急性の高いアフターピルは、年齢制限なく購入できるクリニックもあるため事前に確認しましょう。

また、高校生は女性ホルモンの分泌が活発になる時期のため、生理痛の症状が重くなりやすいです。

そのため、低用量ピルの使用を検討する方もいますが、副作用が起こる可能性もあるため服用する際は医師に相談し、適した方法で処方してもらいましょう。

妊娠中に服用してもよい?

妊娠中のピルの服用は禁じられていませんが、基本的に使用できないケースが多いです。妊娠中のピルの服用は、胎児に直接影響を与えるものではありませんが、ホルモンバランスが崩れやすい時期のため体調が悪化するリスクもあります。

また、日頃からピルを服用していると、妊娠に気づかず妊娠後も服用を続けてしまいます。ピルは避妊を100%保証するものではなく、嘔吐したりピルを飲み忘れたりする方は、低用量ピルを飲んでも妊娠する可能性はあります。

ピルを服用する際は、自身で生理予定日を管理し体調の変化も把握するのも大事です。生理が1週間以上来ない場合は、婦人科を受診し医師の判断のもと、服用を控えるようにしましょう。

低用量ピルは保険適用される?

低用量ピルが保険適用になる場合は、病気による治療が目的となるケースです。

低用量ピルの保険適用条件
  • 病気の治療を目的とする
  • 避妊目的は保険の対象外
  • 月経困難症やPMS、子宮内膜症などの病気と判断された場合

ピルの購入は保険適用条件が定められており、保険を使用して購入するためであれば、医療機関をとおして検査を受けましょう。

まとめ

低用量ピルのオンライン診察は、予約なしで診療を受けられることや周囲を気にせず購入できるメリットがあります。さらに、クリニックに在籍する医師による診察を受けられるため、安心してピルの服用を始められます。

症状により適切な検査を受けながら、オンライン処方のピルを安全に活用するようにしましょう。

※本記事の情報は2023年6月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
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<参考>
厚生労働省
クリニックフォア

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