妊娠・出産から子育てまで。申請しないともらえないお金も!
子育てには、出産費用、医療費、食費、保育料、教育費など、さまざまなお金がかかります。
「出産すると、どんな給付金がもらえるの?」
「子育ての補助金って、申請しないともらえないの?」
「愛知県だけの支援制度はある?」
そんな疑問をお持ちの保護者の方も多いのではないでしょうか。
実は、子育て家庭を支える制度には、国の制度、愛知県独自の制度、市町村独自の制度があります。
今回は、2026年10月10日時点の公式情報をもとに、愛知県にお住まいの子育て家庭が知っておきたい6つの支援制度をご紹介します。
特に注目したいのが、**愛知県独自の「子育て応援給付金」**です。条件を満たすご家庭は、子ども1人につき5万円を受け取れる可能性があります。
①【愛知県独自】子育て応援給付金:5万円
愛知県では、一定の条件を満たす低所得の子育て世帯に、対象児童1人につき5万円を支給しています。
主な対象条件
1歳6か月児健診または3歳児健診を愛知県内の市町村で受診し、次のいずれかに該当する方が対象です。
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健診を受けた月分の「児童扶養手当」を受給している
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所定の年度において世帯全員が市町村民税均等割非課税または免除であり、住民税課税者の被扶養者ではない
さらに、対象児童の生年月日にも条件があります。
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1歳6か月児健診:2021年10月1日以降に生まれた子ども
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3歳児健診:2020年4月1日以降に生まれた子ども
条件を満たせば、同じお子さんでも1歳6か月児健診と3歳児健診のそれぞれで5万円の対象となる可能性があります。ただし、健診ごとに申請と要件の確認が必要です。
重要:申請期限は健診受診日から6か月以内!
例えば、4月15日に健診を受けた場合、申請期限は10月14日です。
申請は原則オンラインで、郵送も可能です。
※一般的な「児童手当」と「児童扶養手当」は別の制度です。児童手当を受け取っているだけでは、この給付金の受給要件を満たしません。
公式情報・申請先:
愛知県|子育て応援給付金について
②【全国共通】妊婦のための支援給付:原則合計10万円
妊娠・出産を迎えるご家庭を支える制度です。
2025年4月から始まり、所定の認定・届出を行うことで、原則として次の給付を受けられます。
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1回目:妊娠時に5万円
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2回目:胎児1人につき5万円
単胎妊娠の場合は合計10万円、双胎妊娠の場合は合計15万円となります。
例えば知多市では、妊娠届出時に1回目の申請書を案内し、2回目は出生後4か月までに行う赤ちゃん訪問の際に届出書を案内しています。
なお、胎児心拍確認後の流産・死産などの場合も、給付対象となることがあります。
申請先: お住まいの市町村
公式情報:
③【全国共通】出産育児一時金:原則50万円
出産時に受けられる代表的な制度です。
公的医療保険の加入者や被扶養者などが出産した場合、子ども1人につき原則50万円が支給されます。
ただし、産科医療補償制度の対象とならない出産などでは、48万8,000円となる場合があります。
多くの医療機関では「直接支払制度」を利用でき、出産費用に一時金を直接充てられます。
出産費用が50万円より少なかったら?
例えば、50万円の支給対象となる出産で、対象となる費用が40万円だった場合、所定の手続きを行うことで差額10万円を受け取れます。
申請・確認先: 加入している健康保険、出産予定の医療機関
公式情報:
協会けんぽ|出産育児一時金
④【全国共通】児童手当:月額1万〜3万円
児童手当は、子育て家庭にとって重要な継続的支援です。
2026年10月時点の支給額は次のとおりです。
| 子どもの年齢 | 第1子・第2子 | 第3子以降 |
|---|---|---|
| 3歳未満 | 月15,000円 | 月30,000円 |
| 3歳〜高校生年代 | 月10,000円 | 月30,000円 |
2024年10月から所得制限が撤廃され、支給対象は高校生年代まで拡大されました。
ただし、第3子以降の数え方には、22歳到達後最初の3月31日までの兄姉等について、親の経済的負担などの条件があります。
重要:出生・転入時は15日以内に申請を!
児童手当は原則として申請した月の翌月分から支給されます。
出生や転入の際は、原則としてその翌日から15日以内に申請してください。手続きが遅れると、受け取れない月が生じる場合があります。
申請先: お住まいの市町村(公務員の方は原則勤務先)
公式情報:
⑤【市町村ごと】子ども医療費助成
子どもが病気になったときの医療費を支える制度です。
愛知県では、県と市町村が連携して医療費助成を行っていますが、対象年齢や助成範囲は市町村によって異なります。
例えば知多市では、高校生世代までの子どもが対象です。
愛知県内の医療機関で、マイナ保険証等と子ども医療費受給者証を提示すると、対象となる保険診療の窓口負担がなくなります。
ただし、次の費用は原則として対象外です。
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予防接種などの保険適用外の費用
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入院時の食事代
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差額ベッド代など
また、障害者医療や母子家庭等医療など、他の医療費助成制度の対象となる場合は、年齢によって取り扱いが異なります。
申請先: お住まいの市町村
公式情報:
知多市|子ども医療
⑥【条件により対象】ひとり親家庭への支援
ひとり親家庭などを対象とする「児童扶養手当」も重要な制度です。
所得や家族構成、公的年金の受給状況などによって、支給の有無や金額が決まります。
児童手当とは別の制度であり、条件を満たせば両方の対象になる場合があります。
また、最初にご紹介した**愛知県子育て応援給付金(5万円)**では、対象健診を受けた月分の児童扶養手当の受給状況が、支給要件の一つとなっています。
申請先: お住まいの市町村
公式情報:
こども家庭庁|児童扶養手当について
申請前に確認したい3つのポイント
① お住まいの市町村によって制度が違う
国の制度は共通でも、自治体独自の助成内容は異なります。知多市・東海市・常滑市・名古屋市など、必ずお住まいの自治体の情報を確認してください。
② 申請しないともらえない制度がある
特に愛知県子育て応援給付金は、健診受診日から6か月以内の申請が必要です。児童手当も出生・転入時の申請が重要です。
③ 所得・年齢・健診受診などの条件がある
給付額だけを見て判断せず、対象条件と申請方法を公式サイトで確認しましょう。
子育て中の皆さんへ
子育てには、医療費だけでなく、食費、教育費、保育料など、さまざまなお金がかかります。
経済的な負担が少しでも軽くなれば、子どもの健康や成長のために使える選択肢も広がるかもしれません。
私たちオーシャンキッズクリニックは、病気を診るだけでなく、子どもとご家族の毎日を支える存在でありたいと考えています。
今回ご紹介した制度の中にも、まだ利用していないものがあるかもしれません。
知っているだけでは受け取れない支援もあります。大切なのは、対象かどうかを確認し、期限内に手続きすることです。
ぜひ一度、お住まいの自治体や関係機関の公式ホームページを確認してみてください。
※本記事は2026年10月10日時点の国・愛知県・知多市等の公式公表情報をもとに作成しています。制度の適用、給付額、申請方法、期限は個別の条件によって異なります。申請前に必ず各実施機関の最新情報をご確認ください。






























